小説ができるまで 【サイト5周年企画】

完成原稿である「セレスティンの宝石」を未読の方は注意してください。

1.思いついた場面・ネタを書き留める。 3/20
今回は勝手に某企画のお題を使用して書いてます。

・惑星の女王となるべく育てられたミーシャ。彼女は13歳までは性別がなく、成人するとともに性別が分かれるのだと言う。
・女王は代々クローン技術で生み出され、子は産まない。
・女王とは名ばかりの、惑星の虜囚でしかなかった。
・宇宙海賊であるザザはそんな理由は知らず、ただ惑星の宝石を略奪する。宇宙戦艦で惑星に乗りつける。
・「ま、宇宙人だよ」(誰かの台詞
・絶滅した種族の最後の生き残り。
・コロニーで彼女を下ろし、ザザは再び宇宙の海へと旅立つ。

思いついたままに書き留めたので、名前も適当。私的にどう転ぼうが消化出来そうにないネタもあり。前後をどうするかも不明。ザザって名前はどうだよ、と自分にツッコミ。

2.とりあえず書いてみる。  3/21
執筆時使用ソフト
TeraPad  テキスト書くのに愛用。
smoopy  ちょっと書いたらすぐ閲覧な縦書きビュアー。背景は目に良さげなグリーン。
FireFox  辞書代わりだが諸刃の剣(笑

企画に沿って書く場合は、大抵、企画ページを背景としながら書いていきます。辞書代わりなので、閉じることはしません。検索結果のページを開きっぱなしにしとくと、本棚の整理しようとしてたのに手にとった本をじっくり読んでしまう――という結果になるので自分への戒めもかねて。
童話風にするか、物語風にするか、それともお年寄りが孫に語りかける風にするか…海賊だか酒場のおっさんが駆け出しの若者に言い聞かせるようにするのもありかなぁ…と迷いながらもガシガシ書いていきます。
お姫様も13歳にするか、17歳にするか…ということで、具体的なことは何一つ決めてない状態。ラスト直前のどんでん返し(というほどのことでもないけれど、いつも何かあっと驚かせるような展開があったほうがいいよな…と考えてますが、今回はというより、今回も何も考えてのでどうするか……
メモに使用したテキストをそのまま使い、しばらく書いて上書き保存→縦書き閲覧ソフトで確認→しばらく書いて上書き保存……という流れを延々繰り返しながら書いていきます。普通は完成原稿まで同じテキストで書いていくので、途中経過のわかるようなもの、最初のネタなどは残りません。

3.あっと、時間が経ってたよ  3/28
土日に書こうと計画してましたが、見事頓挫。いえ、30分くらいはテキスト開いて睨んだりする時間はあったんですが…ってよくよく考えれば土日は眼鏡小説書いてました。
何とか物語風に仕上げようと悪戦苦闘。最初に考えてたネタがずいぶん消えましたがいつものこと。名前が違ったり、しゃべり方が違ったりもいつものことです。

4.ヤバイ。  3/29
そういえば3/30はサイト5周年でした。よし、これを5周年企画として使おう、と思い立つ。(遅すぎ

5.完成? 3/30
清書とも言いますが、細かい調整。なんとか形になりました。
作品によってはもっと短時間で書くときもありますし、もっと時間がかかるものもあります。ネタが云々ではなく、書く気があるか無いかの違いで。

△上


小説の具体的変移。

2009/03/11 リンク訂正
2006/03/30 記。

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