振り返った時

no.07 〔01/03/30〕

海が青く美しいのは
空の色を映し出しているからだという

花々が咲き乱れ美しいのは
自らの繁栄のためだという

月が静かに美しいのは
太陽の光を反射しているためだという

何一つとして
僕たちの目を楽しませるためにあるのではない

僕たちは自然の中で生きている
ちっぽけな存在に過ぎない
それでも海は、花々は、月は
僕たちの目を楽しませてくれる


no.06 〔01/03/30〕

澄んだ星空のもと
僕は静かに涙を流す
ただハラハラと

涙はキラキラきらめきながら
静かに大地へと染み込んでいく
あてのない想いを受け止めてくれている

僕はちっぽけで孤独な存在
星星はそんな僕にあふれるほどの愛を降り注ぐ
たった一つは弱く小さな光だけれど

幾億もの星空のもと
僕は静かに涙を流す
僕の中から喜びが溢れ出す


no.05 〔03/06/18〕  修正〔04/03/23〕

一面の
ススキ野原に一人立ち
ただ果ての無い果てを見る

おおい君
呼ばれた気がして振り返る
そこには誰も居やしない

吹かれては
白き真綿、立つ鳥の
向かう先をじっと見つめる

願わくば
荒野に浮かぶ月のよう
静かに輝き時を


no.04 〔04/03/23〕

幼い頃は キラキラ輝く 天上の宝石
けれど今では ガラスの欠片

幼い頃は ちらちら瞬く 光の祝福
けれど今では ただの木漏れ日

幼い頃の 御伽おとぎの国は
はるかに遠い 過去の国


no.03 〔04/03/23〕

楽園はここにある
そう信じてここまできた
立ち止まって見渡せば
もうちょっと先
もうちょっと先


no.02 〔04/03/23〕

降りても降りても下は見えず、
昇っても昇っても上は見えない
先は果てしなく長く、
後ろを振り返るにはまだ早い
先に進むには疲れ果て、
歩みを止める勇気も無く
今はまだ、目の前にある階段を
踏みしめるしかないのだろう


no.01 〔04/03/23〕

空色のクレヨンで
真っ白な画用紙に大きく夢を描いたら、
きっとそれは現実になる
誰の言葉だっただろう

それを聞いた幼い私、
一体何を描いたんだろ?

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