Snow tale

クリスマス・スノー

「It's a miracle!」
「いっみらこー! きゃははははっ」
 女性と幼子の声が重なる。
 中世の魔女というより、ハロウィンのお色気系魔女のコスプレをしたメイさんと、パパの黒いカシミヤのセーターを着て、にわか魔女っぽい格好になってる今年三才になる我が最愛の一人娘のセツ。
 セツにはパパのタートルネックのセーターは大きすぎて、顔が半分埋もれてる。このセーターってばパパのお気に入りだけど、えり周りはヨダレでベタベタになってるだろうし、袖も裾も長すぎて、ずるずる引きずってるから伸びてるだろう。某変身魔法少女のおもちゃのステッキを袖の生地の下からむんずと掴み、メイさんを真似てごきげん顔で振り回している。
 メイさんがステッキでビーカーやら三角フラスコの口にぽんと触れる。するとシャボン玉が弾けるように、空中で光がはじけ、光の粒子がその近辺に降り注ぐ。目を輝かせながら、セツはその瓶をステッキでなぎ倒してゆく。メイさんはそれを気にする様子もなく、怪しい呪文を繰り返しながら、次々、瓶に触れてゆく。セツはあとを追いかけるように、怪しい発音で似たような言葉を言いながら、ステッキを振り回している。
 どうやらこれがメイさんの新しい雪の素の作り方らしい。
 買い物から帰ってきて、見るも無残な部屋に案内されたのち、この動画をパパに見せつけられた私は、大きくため息をついた。部屋の中が粉まみれになっている原因はわかった。ただ、なんで携帯の低画質動画でこれを撮ったのか問い詰めたい。本当にバっカじゃないの。うちにはハンディカムあるんだから最高画質でブルーレイに焼付けときなさいよ、まったく気が効かないったらありゃしない。
「――心の声が漏れてるよ」
 大きくため息吐きながら、クロウさん。セツが生まれてからこっち、互いのことをパパママと呼んでいるから、久々にクロウさんなんて名前を思い浮かべるのも照れくさい。
 引退した御隠居に代わり、パパは今年から一人でこの地区のサンタクロースをやることになった。前から御隠居の手伝いをしていたんだし、トナカイさんたちは仕事に慣れた頼り甲斐のある方々なんだから、別に心配することなんてないのに、今から胃が痛いなんて言ってる。ちなみに、今はまだ十月の終わり。今日はハロウィンだ。
「もう、セツったら可愛すぎて、我が娘ながら将来が不安だわ」
「なんで君はいつも僕より父親視点なんだ?」
「こんな超爆裂可愛いうちの娘が、そんじゃそこらの馬の骨にかっさらわれるかと思うと腹立たしくて腹立たしくて、今からでも呪い殺してやりたくてたまんない」
「やめてくれ。君の場合しゃれにならない」
 本気で引いた顔をしてパパ。
 本物の魔女の血を引き継ぐ私は、適当でも使おうと思えば魔法を使うこと、出来るんだよね。昔、それでパパは死にかけたんだけど……エヘヘ。
 思い出し、互いの顔を見合わせて苦笑。あれは時効だよねっていう確認。
「それより、この動画、私の携帯に送って。いえ、メモリで頂戴」
「わかってる」
 パパに買い物袋を押しつけ、私は部屋の掃除を始める。
 何年か前にも、メイさんとシズによって部屋中、ススで真っ黒になって、クリスマスに大掃除したけれど、今回もそれ並み。小麦粉をばらまいた感じ、と表現すれば惨状を分かっていただけるだろうか。
 メイさんにはもっと部屋の散らからない雪の素の作り方をしてもらわなきゃ。これから先、繰り返されたらいくら温厚な私でも、夏の間にうっかり、電気代節約の為に業務用冷蔵庫のコンセントを抜いちゃうかもしれない。
「……お嬢……」
 と、泣きそうな声と雰囲気でジンさんが声を出す。彼は黒ずくめの匠志向でネガティブ担当な冬の精。
「……自分にもとばっちりが……」
「そやで、お嬢。それは堪忍したって。ジンが可哀想やん」
 なんでこの人はすでに他人事で会話を進めようとしているのか。肩と背中があいたコスプレ衣装のままのメイさん。魔女っぽさを愛してやまない、ポジティブ担当な冬の精。
 夏の間、二人は冬眠ならぬ、夏眠してるんだよね。裏の倉庫においた業務用冷蔵庫の中で死体よろしく。
「そうよ。だったら、メイさんとジンさん、私にちょうだい」
 と、シズ。いつのまに湧いて出た? 相変わらず同い年だとは思えない、小柄でラブリーでキュートな――ジャイアン。
 彼女は数年前から雪の使者を手伝ってくれてる、超強引に。そして、いまだに我が家への不法侵入経路がわからない……。冬になるといつの間にか家のなかに居るんだよね。完璧に戸締りできてるって確信してても。合鍵を作っているのか、それとも農家の娘には不可能なんてないのか……。
 私は大きくため息をついて、
「おしゃべりしてないで掃除、掃除」
 三人を急かす。
 予定では十一月中に雪の素の仕込みを終えて、十二月からはパパの実家の仕事――サンタクロースのプレゼント仕分けのお手伝いをしたいわけよ、嫁の身としては。毎年「あなたも忙しいんだからいいわよ」って、やんわりお断りされるんだけど。
 今年もホワイトクリスマスするため、当日慌てないように事前準備だけは早めに済ませてしまいたい。例年バタバタしてるからね。それに、愛娘のセツに世間一般の皆様と同じように、クリスマスやら年末年始を迎えさせてやりたいという親心――
「自分がハンディカム回したいだけでしょ?」
「クリスマスはサンタの衣装やろし、年末年始は着物やね」
「ケーキにオードブル、年越しそばに、おせちにお雑煮。年末年始は行事が詰まってるものねえ。メイさん、年末年始は大雪にしましょう」
「やる気やな、悪魔っ娘」
「もっちろん!」
 盛り上がるメイさんとシズ。その横でオロオロしているジンさん。いつのまに仲が良くなったんだか。
 シズの台詞に私も手を休めて、うっかり妄想に浸っていた。妄想の中でもセツは可愛すぎたけど、現実のセツはもっと何倍も可愛いだろう。ああ楽しみ。
 さっさとここを片付けて、ジンさんとメイさんに雪の素を作ってもらって、なんとしてでも今年は。今年こそはハンディカム回しっぱなしで年末年始を過ごさなきゃと、私は新たに決意を固めた。
 
 十二月。急に寒くなり、年末だとか年の瀬って言葉が似合う気候になった。理由はわからないけれど、なんでだか急に忙しい気分になっちゃうのよね十二月って。
 パパの実家に手伝いに行けば「若奥様はこちらでお茶をどうぞ」「手は足りておりますので、ごゆっくり」なんて客間に通され、お茶にお菓子のおもてなし。バタバタと入れ替わり、立ち代り、お手伝いさんたちがご挨拶に見えるものの、皆、忙しそうに去ってゆく。
 パパと結婚したものの、私の実家が冬の使者ってこともあり、私達一家は近所にあるパパの実家の豪邸じゃなくて、庶民的な大きさした一戸建てである我が家に住んでいる。なにせ、我が家には冬の精がいるために業務用冷蔵庫はあるし、客車車両はあるしするので、嫁入り道具としてパパの実家に持ち込むわけにもいかなくて。
 なものだから、近所にあるとはいえ、あまり出入りしたことのないパパの実家を訪れても、私はいまだにお客様って感じが拭えない。そもそも大邸宅過ぎて、一人で歩き回っていたら迷子になりそうだし。ふかふかのクッションを背に、おとなしく、お茶を一口。高級品なのか、すっごく美味しい。
 お手伝いさん達は上に下にと、カラフルな格好で慌ただしく走り回っている。彼ら、見た目はとにかく若い。小さい子は三歳児くらいにしか見えないし、上って言っても中学生くらいだろう。だけれど、年齢は私よりずっと年上ばかり。だって彼らはクリスマスの精。でも、行動はやはり子供で、横から手を出したくなるような、効率の悪い働きっぷりで気になってしかたない。もうちょっと考えて動けばそこまでバタバタする必要性はたぶん、ない。
 見ていていつもハラハラさせられるけど、手伝うよりは放っとくほうがなぜかうまく行くので、私は彼らの名前と顔を覚える作業に頭を切り替える。なにせ人数が多いので、全員の名前と顔を一致させることってなかなか難しい。でも妖精と付き合うには重要なことなんだよね。マッチョで性別不明なトナカイさんもだけでも九人居るのだけど、クリスマスの精ってもっとずっと多いのよ。
 客間でお茶を飲んでいたら御隠居が奥から現れた。パパの祖父ってことは、私の義理の祖父になるわけだけれど、私は未だにご隠居と呼ばせてもらっている。昔から知っているし、死んじゃったじーちゃんの友人だから、今更呼び方を変えるのもなんだか変な感じがするので。
「いらっしゃい」
 家の中だが、御隠居は杖をついていた。去年はようよう足腰が動かせたと言っていたから、やはり年齢的にサンタクロースの仕事はキツかったのだろう。
「今年のクリスマス、雪は降るのかね?」
 御隠居はいつも幸福そうな笑顔だ。それが絶やされることない。見事なハゲ頭、見事な白いヒゲ。パパもいつかはこんな風になるんだろう。だって、サンタだし。
「頑張ってくれてます」
 ジンさんとメイさんの仕事っぷりを報告する。
「そうかね」
 御隠居は楽しそうに笑って言うから、私も微笑んでしまう。なんでもない会話なのに、御隠居と話しているといつもなんだか幸福な気分になれるのは何故だろう。
「今年、奇跡は起こるのかな?」
 運ばれてきた、歴代総理の似顔絵が描かれた湯のみを手に、御隠居は何気ない様子で問いかけてきた。目は笑ったまま。私は恥ずかしくてうつむいてしまう。
「あれはもうやりません」
 数年前。私が結婚する前のことだけれど、メイさんが感情で染まる雪というのを作り出し、それをまいたことがあった。町中に降り積もった、淡いピンク色の雪――。
 字面だけ見ればロマンティックだろうが、想像して欲しい。事実、人々には血が混じっているのではないかと不安がられ、町中がパニックになった。雪の量が少なかったこともあり、すぐに溶けて流れて消えたが、今でも怪事件として扱われている。
 あの一件はその後、シヅとメイさんのおしゃべりが御隠居の耳に入り、結果、私とパパはなんだかんだあって結婚したんだけど。
「今年は普通のです」
 言ってから「たぶん」と付け足した。そういえば、今年、メイさんは魔女の格好を張り切っていた。あれはまた、新作に手を出しているからなのではなかろうか。厳しく新作研究禁止を言い渡しているものの、どうもシヅがけしかけているようだし……。
「すいません、お暇します。ちょっと気になるので」
 立ち上がりかけた私に、御隠居はまあまあと座るよううながす。
「もう少しゆっくりしていきなさい。それに、ワシは構わんよ。クリスマスに奇跡が起こっても」
 御隠居は楽しそうだ。それを茶目っ気と言えばいいのか、ユーモアだと解釈すればいいのか。普通が一番良いと私は思うけれど。
「トナカイたちの顔と名前はわかるようになったのかね?」
「何とか。でも、あまりにマッスルなので、ちょっと近寄りがたいんですけど」
「プレゼントを山と載せたソリを引くには、必要な筋肉なんじゃよ」
 ホッホッホと特徴のある笑い方をする。これがサンタジョークというものなのだろうか。ついていけない。
「パパはどこにいますか? 手伝おうと思って来たんですけど」
「たぶん今頃は地下でプレゼントの仕分けをしとるんじゃないかな。なんせ、サンタクロースは時間厳守な仕事じゃからな。けれど、手伝わんでも大丈夫じゃよ、ありがとう。クリスマスの精はまだ、いるからのぉ」
 そう言って御隠居は少し寂しげに笑う。その他の妖精に比べ、まだ、クリスマスの精は数が多い。年々、少なくなっているとは言うけれど。
「クリスマスって特別ですものね」
「だからこそ、奇跡が起こっても誰も不思議に思わんだろう」
 話は終わりとばかり、御隠居は別の話を始めた。
 妖精は信じる人がいなければ存在できない。信じる力が強くなければ、活動できない。
 クリスマスにまつわる妖精はまだ多くいるけれど、それ以外の幼精がどれほど少なくなってしまったことか、誰にも想像できないだろう。妖精はどこにでもいるものなのに。
 みんなが強く信じてくれさえすれば。

 十二月二四日の昼過ぎ。
「ダメ絶対っ! ダメだってばぁっ!!」
 私はシヅに引きづられていた。厳密にいえば、シヅが運んでる雪の素が入った袋に私がぶら下がってる格好。シヅはそれを重そうだが、たいして苦にした様子なく運んでいる。シヅは小柄だし、筋肉だってたいしてあるように見えないのに、どうして農家の娘ってだけでこんなに力持ちなわけ? 私には、妖精の存在よりもよっぽど不可思議でしかたない。
「賑やかなことだ」
 隊長が笑って言う。
 隊長っていうのは白いペガサスで、夏は卵になって夏眠している冬の精の一人。ソリのかわりに客車車両を引いて空を飛ぶんだから、トナカイたちよりもよっぽど力持ちだと思う。
 隊長もトナカイたちみたいに、人間風の姿にもなれるんだけど、じーちゃんが死んでからは姿を変えたことがない。じーちゃんが元気だった頃は仕事終わりに一杯、なんて居酒屋に連れだったりしてたみたいだけど、今ではすっかり家飲み派。日本酒好きで、馬みたいな姿のまま雪見酒をするのが好きだ。
「隊長、どうにかしてよ。これじゃまた、町中大騒ぎだよ」
「それもいいじゃないか」
 すでに出来上がっているのか、無責任に笑う。
「隊長までぇ……」
 ご隠居と同じ様なことを言う。なんで年寄りって騒ぎが好きなんだ、まったく。
 私があたふたしているうち、シズは客車車両に雪の素を運び終わる。私一人だったなら三時間弱はかかるだろう肉体労働が、シズがいると一時間ほどで終わる。それは大変ありがたいことなんだけど、その分、十分に迷惑というか、我がままにもつき合わせてもらってる。そりゃ可愛いシヅにお願いされて断るなんて誰にも出来ないことだけど……後々後悔すること多いのよ。頭の片隅ではわかっていても、どうにもできない。可愛いって極悪だよね。
 今さらシズの積み込んだ荷物を降ろすなんて面倒だから、このまま今年は仮眠して、冷え込んだ夜半過ぎ、町の上空で雪の素をまこう。どの袋がメイさん製作のものなのかなんてわかんないから、いつ、どんなことが起こるかなんて誰にもわかんないけど。
「サンタは何やってんの?」
「サンタじゃなくて、パパの名前は三田九郎だってば。今日が一番忙しい日だから、パパは朝から実家に行ってるわよ」
 シヅは人前だろうが、パパの事、サンタって呼ぶのよね。三田はミタと読むのであって、サンタじゃない。この時期は不信がられることはないけれど、時期外れにサンタサンタ連呼されるとかなり迷惑なのよ。
 パパが帰ってくるのは、早くて明日の午前中。仕事明けには毎年、クリスマスの精たちと一緒に、仕事納めのパーティーしてる。そして、クリスマスの精たちは眠りにつくのだ。また来年、とお休みの声をかけて。
 まだまだ夕方前だけど、我が家ではいち早く晩御飯。茶の間のコタツの上には和洋折衷なんでもござれな、ご馳走が並ぶ。巻き寿司、サンドイッチ、甘酢あんのかかった鳥のから揚げ、春巻き、おでん、温野菜サラダ、コーンスープ、アップルジュース。そして、ケーキ。
「ほら、セツの好きなカリフラワーよ」
 と、小皿に山盛りにして目の前に出してやると、目を輝かせて満面の笑顔。夜なべして作った手作りのサンタのワンピースドレスも似合いすぎてて、我が娘ながら末恐ろしい。
 その上、私はハンディカム片手で撮影できるよう、この日の為にトングを買っておいた。私、頭良い。
 カリフラワーに中華ドレッシングを掛けたのが最近のセツのお気に入りらしく、朝昼晩食べても食べあきない様子。カリフラワーの購入金額、この町で我が家の右に出るご家庭はないと思う。
 私が親バカってより、好きなものを目の前にしたセツが可愛すぎるのが原因なのよ。セツの偏食傾向って別に心配しなくても、ある日突然、何がきっかけなのか食べ飽きて、見るのも嫌っぽい表情で泣き叫ぶようになるのだし。泣き叫ぶセツはそれはそれで可愛いのよね。
 それにこの偏食っぷり。数年前に死んだじーちゃんを思い出すのよね。ある日突然、好きなものを嫌いになったり、それまで嫌いだったものを食べ初めるっていう、見事に偏った食べ方。だから、セツも食べ物の好き嫌いが激しいってより、今はカリフラワーに飢えてるんだと思う。満足すれば他のものも食べてくれるし。
 言ってること、私にもよくわかんないけど。
 シズはサンタ風の衣装を着て、持参したおでんを箸でつついてる。その格好でコンビニにナベ持参で赴き、卵と大根と牛筋串以外を買い占めるなんて人が世の中にいるなんて思いもしなかった。おでんなんて絶対に家で作った方が安上がりだと思う。
 会計時、店員さんにフライドチキンを強力プッシュされてたけれど、それには見向きもしなかった。記念日だろうがセールだろうが、シズはその日、自分が食べたいもの以外は食べる気にはならないらしい。シズはいつ何時でもシズだ。そんなところも可愛いんだけどね。
 メイさんとジンさんは隊長と外で酒盛りしてる。冬の精だけあって、凍えるような寒さを彼らは好む。私達人間にとって暖かくて快適な茶の間は、彼らには暑すぎるみたい。
 おなか一杯になったセツはまだまだ元気だけれど、布団に寝転ばせ、子守唄を歌いながら、リズムよく、お腹にポンポンと手をやっていたら、まぶたが重そう閉じられた。安らかに、幸福そうに眠っている。私もその横で布団をかぶる。
 目覚まし時計は深夜に設定してある。起きたら、メイさんジンさんにセツの子守を頼んで、シズと一緒に雪をまかなきゃ。
 考えただけで、楽しくて、楽しくて、そして大変な労働だ。
 そういえばメイさんが作った雪がどんなものなのか聞いてなかった。また町中でパニックが起きなきゃ良いけれど。
 考えてもわからないことを考えるのは好きじゃない。だんだん眠くなってきた。
 メリークリスマス。
 どうか素敵な雪が降り積もりますように。

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『クリスマス・スノー』をご覧いただきありがとうございました。〔2011/12/26〕

ネタを思いついたのが25日だった時点で、当日中に書き上げる自信はなかったよ……

2012/01/18 訂正

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