ラムダ

登場人物

ラムダ・ミュートリア
異世界人。帝国暦380年時点で30歳くらい。優秀な軍人だが左遷の身。黒髪、黒い瞳。東洋的な美女。背は高く、無口で無愛想。何事に対しても非常に冷めきっている。無表情+無駄口が無いので怖い人だという印象を他人に与える。
イプシロン・ピサロ
異世界人。帝国暦380年時点で38歳くらい。天才的な科学者。銀髪、白い肌、空色の瞳。白い服。自己中心的で、他のことなどまるで気にしない。そのため研究所に閉じ込められることに。友人・知人などは無し。
 カイ
クローン。帝国暦380年時点で見た目は17歳くらい。黒い髪、黒い瞳。背は高いほうではなく、あまりしゃべらない。
ルカ
人造人間。帝国暦380年時点で見た目は10歳くらい。イプシロンに作られた人間兵器の少女。黒い髪、黒い瞳。カイに似ている。性格は明るく、無邪気。事件に係わり合いになることが多い。
アリシア
クローン。帝国暦380年時点で見た目は25歳くらい。アリシア王女にそっくり。
カッパ
人造人間。見た目は3歳くらい。イプシロンの研究体1号。明るい茶色の髪。大きな赤い瞳、ねずみのように大きな耳。見た目は幼児だが、ふわふわと宙を飛ぶ。しゃべり方、性格などは幼いが、10歳程度の知能を持つ。
シータ・トラベルタ
ツルギ村人。帝国暦357年生。森でもかなりの能力を持つ魔女。緑色の髪、碧眼。白いワンピース。まじめで優秀だが、けっこう間が抜けている。
ルルー・オメガ
ツルギ村人。帝国暦296年生。魔王。森に結界を張っている人。深緑色〜黒色の髪。深い緑色の瞳。若いころはどちらも若葉色だった。若く見えるがかなりの高齢。実体は森の中心部にあるため、普段人々が目にするのは彼女が20代だったころの姿。
ロイズ・オメガ
ツルギ村人。帝国暦295年生。ルルーの兄。何を考えているのかわからない村長。妹と顔を合わせればケンカばかり。
エル・オメガ
ツルギ村人。帝国暦357年生。ロイズの孫。シータと同い年で幼馴染。
アオイ
タツミ村人。帝国暦352年生。
(成長前)村長。黒髪、黒目、白のシャツ、白のパンツにピンク色のマント。見た目は10歳くらい。
(成長後)水色がかった白髪だが、毛先は水色がかった黒髪がわずかに残る。黒目、白、水色、黄緑色のワンピース。
ミドリ
タツミ村人。帝国暦352年生。タツミ村長・アオイの腹違いの妹。黒髪、黒目、片方の目を常に隠す。黒水晶と煙水晶の合わさった片耳イヤリング。修道女のような雰囲気を持つ。
ユウキ・キヤマ (木山祐樹)
ヒドリ村人。帝国暦371年生。現ヒドリ村長・ミナミの息子。黒髪、黒目、剣術が得意。この世界のことをほとんどわかってない。
ソラ・キハラ (木原宇宙)
ヒドリ村人。帝国暦369年生。黒髪、黒目、強いものには平身低頭、弱いものには強く出る主義。結界魔法しかできない。自称ユウキと同い年。
トオル・キヤマ (木山徹)
ヒドリ村人。帝国暦353年生。村長代理であり、補佐であり、実質的村長。黒髪、黒目の男性。剣術はかなりの腕があるが、ほとんど何の役にも立っていない。妻であるミナミが村長としての仕事をほとんど放棄しているので、実質的に仕事をしている人。だが、妻には頭が上がらず、振り回される事が多い。村人からは慕われているが、カリスマ性のあるミナミの前では無いに等しい。
ミナミ・キヤマ (木山美波)
ヒドリ村人。帝国暦351年生。村長。黒髪、黒目、白のワンピース+白のマント。年上女房。マイペース。
タツミ
3聖霊の一人。見た目は10代後半。黒髪、黒目。黒のインナーに緑のコート。武器は大剣とハリセン(つっこみ用)。かなり短気だが、ツルギがそばにいるときはツルギが恐いので)大人しくしている。
ツルギ
3聖霊の一人。見た目は10代後半〜20代前半。黒髪、黒目。白を基調とした着物風の服。攻撃系の魔法が得意だが、日本刀も使う。3人の中で一番の知性派だが、時々キレる。
ヒドリ
3聖霊の一人。見た目は10代半ば。黒髪、黒目。ピンクを基調とした服。片耳に鳥の羽、ハート型のイヤリング。すばしっこく、ボウガンが得意。人懐っこくて、自分が聖霊であることを忘れた行動をよくとる。
セス・コバルト
魔法の研究が最盛期を迎えた頃に現れた、天才的な魔道士の一人。魔王リュージュ――我儘で、自分勝手、自己中心的で……世界を混乱させ、魔法を廃れさせる原因ともなった人物の本当の名前。ラピス・ラズリの手によって異界に落とされた。
ラピス・ラズリ
魔法の研究が最盛期を迎えた頃に現れた、天才的な魔道士の一人。
アリシア・フィリス・キア・グラント
グラント帝国王女。帝国暦355年生。艶やかな黒髪、黒い瞳。慈愛の姫として、国民には人気が高い。
ミルク・グラント
グラント帝国第2王女。帝国暦367年生。金髪、碧眼。背は高く、ピンクや赤色の服、リボンが好き。母はカリエ=ボルト王国の元第一王女ヘレン(リアの姉)。体の弱かった彼女は子を産んだ後、寝たきりの状態になり、ミルクが生まれてまもなく死亡。以後、四面楚歌の状態で過ごすうち少々性格に問題が。
ライト・ブラッドリー
帝国民。帝国暦367年生。ブラッドリー家に引き取られ、クリフの保護下にある少年。金髪、碧眼。背は高く、ミルクに似ている。
ライキ・マクスウェル
帝国民。帝国暦364年生。ブラッドリー家の居候兼ハウスキーパー。褐色の髪、同じ色の瞳。小柄な少年にしか見えない。母にはまるで似ず、父の血を色濃く受け継ぐ。父は名の知れた探検家であり発掘家、母は病弱だったため、育てられたのは父の仲間や部下達。そのため男っぽい性格に育つ。料理や掃除、洗濯の腕はかなりのもの。旅にも慣れている。が、これではいけないと母方の兄クリフに引き取られた。
ラーミ・ソフィア・フェレス
アリシアの客人。帝国の重職に突然迎えられた謎の女性。黒髪、黒い瞳の美女。無口で無愛想。別名、血溜まりの魔女。アリシアに忠誠を誓っている様子。
ニュート
アリシアの客人。白い髪に、にごった黒い瞳、真白な衣装を身にまとった人。背の低い女性。プサイと共に不信な行動をとる。
プサイ
アリシアの客人。白い髪に、にごった黒の瞳、濃い紫色の衣装を身にまとった、どこからどうみても怪しい人。ニュートと共に不信な行動をとる。
エリア
帝国民。ミルクの従者。お姫様に憧れて従者になったが、男らしいミルクの性格に日々嘆いてばかり。顔色を伺うのが得意で、長いものには巻かれる。
クリフ・レイモンド
帝国民。大きな商家の主人。フランクの気の置けない友人。ライキの父である冒険家のアレン・マクスウェルとも友人。病弱な妹・レティシアを猫可愛がりする。
レティシア・マクスウェル
帝国民。元レティシア・レイモンド。ライキの母。銀髪・金色の瞳・白い肌を持つ、妖精のような外見。病弱。押しかけ女房。やたら構ってくる兄を嫌っている。
アレン・マクスウェル
帝国民。ライキの父。冒険家、探検家、遺跡調査etc…興味あるところには何でも首をつっこんでる、何をやってるかわからない精力的な人。大陸全土に知り合いがいっぱいいる人気者。レティシアとは幼馴染。クリフには何度か殺す宣言されてるので、やたら懐いてくるレティシアが苦手だった。
ボウル夫妻
帝国民。クリフに雇われ、ブラッドリー家で働いている夫婦。ライキがいるので、普段はたいして仕事がない。
リア・カリエ=ボルト
〔カリエ=ボルト王国王女〕帝国暦343年生。第2王女(第1王女はすでに嫁いで国にはいない)。金髪、碧眼。かなりのじゃじゃ馬で周りの人すべてをてこずらせている。好きな色は緑色。
〔カリエ=ボルト王国王妃〕実質的支配者。実質的に王権を握り、支配者的雰囲気を誰よりも持つ。大人しくなったという声も。周囲の期待を裏切り(?)王座にはつかなかったものの政治などわかっていない夫にかわり執政しているうちにいつの間にやら…。行動的な娘、不意にいなくなる夫を監視できるほどの時間のゆとりも無い様子。お目付け役をつけてみるも、まかれるばかりしたため近年は諦めているらしい。
メルク・モンタナ
〔メルク・モンタナ〕王国民。帝国暦346年生。マリネの弟。リアに目をつけられ、追い掛け回されている人。現一族の中では(リリスと)1・2を争う使い手。男として背丈は小柄ではないのだが、リリスがかなり大柄なためリリスの服は問題なく着ることができる。
〔メルク・カリエ=ボルト〕カリエ=ボルト王国国王。黒髪、緑の瞳。王というには迫力が足りない。ひょうひょうとした性格に。謀られてリアの夫になり、どういうわけだか王座についた人。だが、武道と戦略術ぐらいしか学んでこなかった人間に執政など出来るわけもなく、リアが代理で行っているうちにうやむやに…。近年は城下で道場を開き武道を教えたり、正義の味方のごとき振る舞いをしているが、彼が王だと知っているものはほぼおらず、また彼が名乗ってもも冗談としてしか受け取られていない。
マリネ・モンタナ
王国民。帝国暦341年生。メルクの姉。リアのストレス発散係を務める、かなりの使い手。リアの性格を一番つかんでいて、自分が被害に遭わないように逃げるのが得意。だが、予想もできないところでリアが暴走することも多い。遠くの村へ結婚していく。
リリス・ブライル・モンタナ
王国民。帝国暦335年生。一見男の人に見える、大柄な女性。そのためか「ブライル」と呼ばれたがる。両親が歳をとって生まれた娘なので、父からは格闘技を母からは猫可愛がりされて育つ。一族の中でもかなり大柄なのだが、旅立つ前まではリボン、レース、フリルなどのついたパステル系の可愛らしい服を着せられていた。その反動か地味な色の拳法着(男物)を愛用。一族の中でもかなりの拳の使い手だが、流浪の旅の空。男に間違われるのには慣れているので、よほどのことがない限りは否定も肯定もしない。
マリン・カリエ=ボルト
王国民。帝国暦368年生。リア、メルクの一人娘。金髪に父譲りの綺麗な緑色の瞳。背は母に似て低い。リアに比べればずいぶんましだが、普通誰もが抱くお姫様とはかけ離れた行動派。だが、策略家ではない。何事も顔に出やすい、王族には向かない性質。
アン・モンタナ
王国民。帝国暦366年生。マリンの従者スレンダーで長身。黒髪、緑の瞳。外見と違いそそっかしく、時々天然。読書や手芸が好きで、武術や運動が苦手という、モンタナ一族では珍しい人。紺色の硬そうなデザインのワンピースドレスをいつもきている。老けて見られるが、実際はマリンとは2歳年上なだけ。まじめで優柔が利かないタイプの人間。
イルクシ
王国民。帝国暦360年生。商家の三男坊。マリンを妹のように思っている。アンとは喧嘩友達。城内では何でも屋状態。
ヘレン
カリエ=ボルト王国の第1王女だった、リアの姉。ミルクの母。帝国暦337年生。6歳の時、妹のリアが生まれ、36歳だった帝国の皇帝に嫁いだ。
フランク・モンタナ
王国民。帝国暦322年生。リリスの兄。ヘレンについて帝国へ行った従者。
ハッシュマン先生
王国民。マリン王女の歴史の先生。穏やかな声は、興味の無い生徒にひたすら眠けをもたらす。リアの信奉者。
ドイル先生
王国民。カリエ=ボルト王国の専属医師。かなりの高齢。
アルト婦人
王国民。立場的には侍従長だが、人手の足りない城内では何でもやる。繕い物をいつもしている。
ファミリア・ランブロー
出自不明。帝国暦348年頃生。ルルー・オメガの弟子。赤毛、こげ茶の瞳、緑色の魔道士服と薄汚れた白のマント、瞳の形をしたブローチ。10歳くらいは若く見える。言葉遣いは非常に悪い。目標は歴史上で一番偉大な魔道士。そのため世界で名の知れるほどの実力を持ちながらもいまだに修行の身。
ソウ・イヌビエ
帝国暦363年生。レンゲの弟。魔法をほんのちょっぴり使える。周囲から「取り得は顔だけ」と言われている。強く出られると断れないタイプ。
レンゲ
帝国暦362年生。自称ソウの姉だが、血はつながっていない。家出するときに、近所のソウを無理やり巻き込んだ。傲慢で金銭欲強くて無責任。大きな商家の息子である事を知って、イルクシに近づく。

△上

帝国暦

紀元前
???
魔法都市として栄えていたが、魔王リュージュにより大災害。
その場所は、ラピスの手で立ち入れない「森」になる。
276年頃 森に次元の狭間(イプシロンの研究施設)が出現
343年 ヘレン(6)帝国へ輿入れ
361年頃 「リア」
リア(18)、メルク(15)、マリネ(20)、ブライル(26)
367年 ヘレン(30)死亡
376年 イプシロンの研究施設が姿を現す
イプシロン(34)目覚め、研究開始。シータ(19)と出会う
378年 ラムダ(28)目覚める
380年 「彼女の思惑」
シータ(23)死亡?、イプシロン(38)、ラムダ(30)、
381年 「王国の終わり」
マリン(13)、アン(15)死亡、ミルク(14)、ライト(14)、ライキ(17)、リア(38)死亡、メルク(35)死亡
386年 「彼女の秘密」
ファミリア(38)、アオイ(34)死亡、ミドリ(34)
389年 「帝国崩壊」
ミルク(22)、ライト(22)、ライキ(25)、マリン(21)、ソウ(26)

※クローン体は見た目年齢と、実年齢が異なる。成長速度もある程度調節可能。

△上

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※イラストは「p96」(46s番地さま)を利用して作成しています。

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