アレン&ジェーン
1.まずは、ご自身の紹介をどうぞ。名前・性別・年齢・国籍・容姿・職業などなんでも。
ウィル「ウィル・グラント。男。33歳。容姿は普通。黒髪、黒目、小柄。童顔だからかいまだに20代半ばに見られることが多い。職業は学者。魔女研究の第一人者」
クリスティーン「クリスティーン・シュワルツ、女、21歳。髪は黒のロング、瞳も黒。背はちょっと高めかしら。流浪の歌姫は仮の姿。本物の魔女よ」
3.今現在、お二人がいる状況を教えてください。
ウィル「僕の家でクリスティーンは暮らしてる。本物の魔女が加わってくれたおかげで研究がはかどってる」
クリスティーン「ウィルの魔女研究に力を貸しているわ」
2.その人の紹介もどうぞ。
4.その人との関係は?
5.お互いのことをどう呼び合っていますか?
ウィル「クリスティーン・シュワルツ。魔女」
クリスティーン「ウィル・グラント。運命の人よ」
ウィル「クリスティーンとの関係は協力者だよ」
クリスティーン「ウィルとは研究者と研究対象ね。今のところは」
6.その人はどんな性格ですか?
ウィル「普通。静かで大人しい。何を言っても微笑んでる」
クリスティーン「どんな……言葉にするのが難しいわね。学者っぽいタイプと言えばわかるかしら? 研究にはとても熱心だけれど、それ以外のことにはまったく興味が無いの。字もあまり綺麗ではないし、ノートと言わず、いろんなところにメモとか走り書きとかするし。研究書とか文献も乱雑に積み上げられているわ。立派な本棚があるのに、そこには妙な道具が溢れているの。魔法の道具だって購入したものばかりらしいのだけれど……まがい物ばかりよ」
ウィル「そうなのか?」
クリスティーン「本が傷むし、メモが風で飛ぶからって理由で窓も開けないし、カーテンも下ろしっぱなし。お手伝いさんに掃除もさせないらしいのね。でも立派な家のお坊ちゃまだから、部屋で食事しないから妙な生物は住んでいないようだけれど」
7.その人は仲間の中ではどのような位置付けだと思いますか?
ウィル「仲間の中? 仲間? 家族内でということか? だとすれば、僕の協力者。一番僕の研究を理解してくれてる人」
クリスティーン「孤高の、という状態に近いわね。魔女の研究なんてしている人自体少ないようだから。ウィルは家がお金持ちだから自費で研究活動できているの」
8.では、その人は物語の中ではどのような位置付けだと思いますか?
ウィル「鍵、らしいね。彼女も自分のことをそう称して言ってたけれど」
クリスティーン「ウィルは運命の人よ。私にとっても、魔女にとっても、世界にとっても」
9.その人と出会った経緯を教えてください。その時の感想も。
ウィル「突然彼女のコンサートチケットが送られてきたんだよ。差出人不明の。息抜きで出かけて、彼女が魔女だってピンと来たね。で、コンサート終わってから楽屋に行ったんだよ」
クリスティーン「突然目の前に現れた、というのが一番近いわね。私が楽屋で帰り支度しているところに、とてもとても大きな花束を持ってやってきたんだから。ちなみに、チケットの差出人はマネージャーよ。新しい土地に行ったらまず、有力者にチケットをばら撒いてたから」
10.出会った時と比べると、関係性は変わりましたか?
ウィル「変わらない」
クリスティーン「さぁ、どうなのかしら?」
11.二人で共有した出来事の中で、一番印象深い事は?
ウィル「共有……彼女の魔法を体験しているとき、だろうなぁ。目の前で本物の魔女による呪文の詠唱を聞いたときはゾクゾクしたよ」
クリスティーン「花束ね。あのインパクトは後にも先にもないと思うわ」
12.その人の声や話し方はどんな感じですか?
ウィル「穏やかで優しい感じ」
クリスティーン「ぼーっとしているなぁと思っていたら、突然快活に話し出す事が多いわね。考え込んでいることが多いみたい。声は普通の声だと思うわよ。高くも無く、低くも無く。一方的な話し方をすることが多いわね。こちらが言っていることを聞いていないことも多いし。けれど、魔法に関することだけはとてもよく記憶してるし、ほんとうにちょっとしたことでも聞き逃さず聞いているわね」
13.その人の笑い方や笑いのツボはどんな感じですか?
ウィル「微笑んでることはあるけれど、声をあげて笑ってるのは見たことが無い」
クリスティーン「「っふ」って感じね。わかる? 馬鹿にされているのかしらって思うのだけれど、あれが彼の笑い方みたいなの。そのあとニヤーってすることもあるけれど、それより無表情のまま目が輝くことが多いかしら。笑うと言うより喜んでいる時ね。笑いのツボなんてものが彼に備わっているとは思わないわ」
14.その人と一日でどのくらい言葉を交わしますか? 他と比べて多い方ですか?
ウィル「魔法に関していろいろ聞くから、家族内で一番良くしゃべってるよ」
クリスティーン「彼からすれば私が一番の話し相手になるだろうけれど、私は結構他の人とも良くしゃべっているわ。厨房を取り仕切ってるカレンさん、メイドのリリーさん、たまに執事のセバスチャンさん、それにごくまれにロバートさんとも。彼とは魔女と魔法のこと以外で話すことなんてほとんど無いから」
15.その人との定番のやり取りがあれば、どうぞ。
ウィル「定番? 挨拶とか? 「おはよう」と「おやすみ」くらいなものだけれど」
クリスティーン「定番? 何かあったかしら……? 挨拶くらいしか思いつかないわ」
16.その人を何かに例えるなら、どんなもの?
ウィル「何かに例える。何だろう。彼女は彼女でしかないんじゃないか?」
クリスティーン「ウィルは大樹かしら。周囲の些細な出来事なんてまるで気にしないの」
17.自分がその人に例えられるならば、どんなものになりそう?
ウィル「例えられるとしたら……想像つかないな」
クリスティーン「ウィルは例えたりなんてしないと思うわ。できない、と言った方がより正解に近いけれど」
18.あなたが知っている、その人の好きなもの・人は?
ウィル「好きなものは魔女だし森とか植物とか、自然とか。そういうものだろうね。人は知らない」
クリスティーン「好きなものは魔女と魔法」
19.あなたが知っている、その人の苦手なもの・人は?
ウィル「知らない」
クリスティーン「苦手なのは……人間らしい生活じゃ無いかしら。ここ、笑うところよ。苦手な人はいないと思うわ。誰のことも気にしてないみたいだから」
20.あなただけが知っているその人のヒミツは?
ウィル「さぁ……」
クリスティーン「忘れっぽいってことかしら。ヒミツでも何でも無いけれど。物を置く際になぜかそれを隠そうとする癖があるの。だから、そのあと自分でどこに置いたのかわからなくなっちゃうみたい。あれだけ乱雑にしている部屋だから隠すところはいっぱいあるの。メモなんかは私がそっとわかりやすい場所に引っ張りだしておいてあげているのだけれど……気づいてないみたい」
21.その人だけが知っているあなたのヒミツは?
ウィル「無い。僕に秘密なんて無いし」
クリスティーン「私が魔女だってこと、彼だけが知っているから立派な秘密になるわね」
22.その人に言われた・されたことで、一番嬉しかったことは?
ウィル「本物の魔女の呪文の詠唱を見られたこと」
クリスティーン「不意に驚くほど嬉しいことを言ってくれたり、思いついたようにしてくれたりするわね。たぶん、誰かに何かを言われてのことでしょうけれど……何かは秘密」
23.その人に言われたことで、自分は勘違いされているなあ、と感じた言葉は?
ウィル「無い。魔法の事以外の話はしないし」
クリスティーン「相当、魔力のある魔女だと思われていることね。私なんて、それほど力があるわけじゃないのに」
24.その人が誕生日だ!! さて、何をあげますか?
25.自分が誕生日だ!! その人からもらいたい物はありますか?
クリスティーン「何も欲しがらないと思うわ。そもそも誕生日にプレゼントを贈る、なんてこと知らないんじゃないかしら」
ウィル「誕生日には何か貰うったり、何か贈らなければならないものなのか?」
クリスティーン「やっぱり。気にしないで」
26.ぶっちゃけその人のこと、好きでしょ。
ウィル「好きか嫌いかならば、好きだな。大事な協力者だし。本物の魔女だし」
クリスティーン「えぇ。嫌いならば、やっていけないわよ」
27.ああ、そうなんですか。では、その人が仲間で良かったなあ、と思う瞬間は?
ウィル「彼女が本物の魔女であること」
クリスティーン「何かあったかしら……? 考えつかないわね」
28.では、コイツ仲間からはずしてやろうか、と思った瞬間はありますか?
ウィル「ない。本物の魔女に出会えるなんてめったやたらにあるものじゃない。それに彼女は力ある魔女だし、僕のほうから彼女を追い出したりなんてしないよ」
クリスティーン「私はよく思うわ。気づいてないみたいだけれど」
29.実際、その人と離れたことはありますか? その時、どう思いました?(無いなら、ご想像で)
ウィル「本物の魔女である彼女と離れたりしないよ」
クリスティーン「運命の人であるウィルから離れたりなんて、しないと思うけれど」
30.二人きりで余暇を過ごすなら、どんなことをしそうですか?
ウィル「いつも通り魔女と魔法の研究」
クリスティーン「いつもと変わらないと思うわ」
31.二人で強敵(魔物・組織問わず)を相手にするなら、どんな戦いになりそうですか?
ウィル「彼女の攻撃魔法が見られる絶好の機会だよね! 僕は彼女の身近で、彼女の動き、魔法の効果などを詳細に観察してるよ」
クリスティーン「攻撃系の魔法はあまり知らないのだけれど……彼は戦力にならないから、私ががんばらないとダメでしょうね」
32.本人は気付いてないけれど、あなたが密かに気付いているその人の癖は?
ウィル「わからない。常に微笑んでいるのは癖なのか?」
クリスティーン「ウィルは癖だらけだし、本人が気づいていないことはとてもたくさんあるの」
33.その人と自分が似ているな、と思うところは?
ウィル「黒髪・黒い瞳くらいかな」
クリスティーン「無いわ」
34.では、その人のここが心底理解できない、と思うところは?
ウィル「「あなたのしたようになさればいい」と微笑むこと。そこに何があるのかわからなくて少々怖く思う」
クリスティーン「私はたくさんあるわ。ありすぎるくらい」
35.その人の子ども時代は、どんなだったでしょう?
ウィル「わからない。魔女は森の中で暮らして来てるし……だから、僕らとは生活が違うってことはわかるんだけれど。森自体が無いからね、そういう生活の想像ができない」
クリスティーン「私も想像つかないわ。ウィルはこのまま大きくなってきたんじゃないかしら」
36.その人の結婚相手・結婚生活はどんな様子でしょう?
ウィル「わからないなぁ」
クリスティーン「……すごく苦労しそうね」
37.その人の老後はどんな様子でしょう?
ウィル「わからない。だが、老いると魔法に何らかの変化がでるんだろうか? 興味深いところだな」
クリスティーン「さぁ、変わらないと思うわよ」
38.その人の手料理を食べたことはありますか?(無いなら、ご想像で)
ウィル「無い。想像も何も、わからないよ」
クリスティーン「クッキーやケーキを作って、おやつに出したりしているけれど、ウィルは気づいてないわよね」
ウィル「そうなのか? クッキーやケーキなんて最近食べてないと思うが?」
クリスティーン「そこから覚えてないのね。こんなウィルが料理なんて作れるとは思えないわ」
39.その人の歌を聞いたことはありますか?(無いなら、ご想像で)
ウィル「声量もあるし、澄んだ綺麗な声だと思うよ」
クリスティーン「ウィルは音痴よ。すごく。歌ではなくて私の魔法を書き写すときに、口ずさんでいるのを聞くのだけれど……。あれも最初は何を言っているのかわからなかったのよね」
40.その人の寝言をたまたま聞いちゃった!! どんな事を喋ってた?
ウィル「聞いたことが無いな。うとうとしているところは見かけるが、眠っているのを見たことは無い」
クリスティーン「起きている時と同じように、魔法や魔女のことばかり言ってるわ」
41.その人に着せてみたい服はありますか?
ウィル「服? 別に何でもかまわないが」
クリスティーン「私はたくさんあるわ。もっと服装をまともにして、身だしなみも良くすれば格好良くなると思うの!」
42.その人にどうしてもやめてほしい事はありますか?
ウィル「僕が書き物なんかしてる時に、微笑みながらじーっと僕を見ていることかな。尋ねても「何でもないの」って答えるが……あれはなんだろうな。気になるから、どうしてもって程じゃないが、止めて欲しくはあるな」
クリスティーン「止めて欲しいことだらけよ!」
43.これだったら絶対相手に勝てる、と思うものを1つどうぞ。
ウィル「読書量。彼女はあまり本を読まないからな」
クリスティーン「世間一般的な常識」
44.その人とあなたの体が入れ替わっちゃった!! その時あなたは、何をする?
45.では、その時その人はあなたの体で何をしてそう?
ウィル「魔法を使う。あれは体験してみなければ実際のところはわからない部分もあるだろうからな」
クリスティーン「やっぱりね。普段から魔法の呪文を唱えて、さびしそうにため息ついているものね」
ウィル「君が僕の体になったからって、やれそうなことなんてそう多くは無いと思うが……」
クリスティーン「普通に生活すれば、周囲の人間はとても驚くでしょうね」
46.これから、どんな関係になればいいな、と思いますか?
ウィル「このままでいいよ。彼女は最大限僕に協力してくれているしね」
クリスティーン「そういうことを私の口からは言えないわ」
47.では、その人にメッセージをどうぞ。
48.あら、その人から返事が返ってきましたよ。内容は……。
ウィル「もう少しで魔法の真髄にたどり着けるかもしれないな」
クリスティーン「あなたが考えているよりずっと、魔女って奥深いものよ。私よりもまだまだ上がいくらでもいるのだし。それより、これからもよろしくね、ウィル」
ウィル「あぁ」
49.作者さんに何でも一言どうぞ。
ウィル「何も無い」
クリスティーン「そうね」
50.それでは、最後に読者さんに何でも一言どうぞ。
ウィル「僕の研究に賛同してくれる魔女がどこかにいないか?」
クリスティーン「読んでくれてありがとう」
質問は「隣のあの人について50の質問」からお借りしました。
2009/02/10更新
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