アレン&ジェーン
1.まずは、ご自身の紹介をどうぞ。名前・性別・年齢・国籍・容姿・職業などなんでも。
アレン「アレン・ウィザード。男。26歳。金髪碧眼。身長は180近い。ジェーンがいるとことは違う研究所のある先生の元で助手みたいなものをしてるけれど。一般事務兼任で」
ジェーン「ジェーン・ジニス。女性。21歳。銀髪、瞳は薄い水色。職業は科学者」
3.今現在、お二人がいる状況を教えてください。
ジェーン「私は入院中。アレンはどこにいるの?」
アレン「僕は……」
ジェーン「アレン?」
アレン「ちょっと遠い所」
2.その人の紹介もどうぞ。
4.その人との関係は?
5.お互いのことをどう呼び合っていますか?
アレン「ジェーンは氷のように透き通った感じ。冬の精霊というか。そんな印象だね。一見すると人間的な温かみが無い印象だけれど、結構普通の女の子だよ。確かに、ちょっと変わってるとこあるけれど」
ジェーン「アレンは私の婚約者」
アレン「婚約して日は長いけれど、結婚までまだまだ時間かかりそう。ジェーンは嫌じゃないみたいだけれど、あまり結婚に対しての意識が無いと言うか……」
6.その人はどんな性格ですか?
アレン「人の話を聞かずに、自分の研究に熱中してる。研究だけに人生ささげそうな感じ。そんな人間に何で惚れたのかって問われても僕にもわからない」
ジェーン「気が長い。怒らない。優しい。でも、細かいことに口うるさい。食事とか睡眠とか、生活とか、そういうことについてね」
7.その人は仲間の中ではどのような位置付けだと思いますか?
アレン「カイと僕とジェーンの三人の中での位置付け? いや、位置って……カイは自由気ままにしてるし。ジェーンも研究に熱中してるし。僕だけが二人とコミュニケーション取ろうと苦労してる気がする。二人とも誰とも関わらず一人っきりで生きていけそうなタイプだし」
ジェーン「アレンはどこかで働いてるはずだけど……どこだったかしら?」
8.では、その人は物語の中ではどのような位置付けだと思いますか?
アレン「重要人物」
ジェーン「婚約者。カイの友人」
9.その人と出会った経緯を教えてください。その時の感想も。
アレン「出会った経緯……僕がいたところにジェーンが編入してきた状態だからなぁ。最初から天才ってことで騒がれてたから僕の方としては最初から知ってたし」
ジェーン「私の進路上にいきなりアレンが現れてビックリしたわ。一方的に話し掛けてくるし。こちらは知らない人だから警戒するし、腹立たしかったわ」
10.出会った時と比べると、関係性は変わりましたか?
アレン「変わりました。空気と同じ程度から、婚約者だしね。大躍進。これも僕の日々の努力……」
ジェーン「確かに、見知らぬ人から婚約者だからずいぶん変わったわね」
11.二人で共有した出来事の中で、一番印象深い事は?
アレン「ジェーンが重傷を負った事件、だね。あれにつきる。腹立たしいし、哀しい」
ジェーン「図書館かな。なぜかよく眠れたし。あれは不思議よね」
アレン「そっち?」
12.その人の声や話し方はどんな感じですか?
アレン「熱意の無い静かな淡々とした感じ。聞き取りにくいくらい小さな呟き声のときもあるけれど。独り言言ってるような感じでしゃべってる。自分の研究に関しては鋭く演説するような感じでしゃべってくれるけれど」
ジェーン「アレンは穏やかで優しい感じね。言い聞かせるような感じでしゃべってくるときもあるけれど、一方的じゃなくて、こう子供をあやすみたいな……子供? もしかして子供だと私思われてる?」
アレン「えーと……」
13.その人の笑い方や笑いのツボはどんな感じですか?
アレン「ほんわか〜って感じでゆっくり喜びが顔中に広がっていくような笑い方するよ。感情表現苦手っぽいから、そんな笑い顔も可愛らしい。笑いのツボってのはないなぁ。妙なことでくつくつ笑ってても、だいたいこちらには理解できない種類のものが多いし」
ジェーン「いつもニコニコしているわ。私と話してて突然声をあげて笑い出すことあるけれど、何がおかしいのかがわからないわね。ツボって何?」
14.その人と一日でどのくらい言葉を交わしますか? 他と比べて多い方ですか?
アレン「一方的に研究について話し掛けられてるときはずっと声を聞いてるね。適当に相槌打ちつつ話は聞いてるけど、難し過ぎて何を言ってるのかさっぱりわからない」
ジェーン「そうね、専門的な話をしていることがあるわね」
アレン「こっちの話はあまり聞いてないというか聞いてくれない。多分、研究のことでも考えてるんだろうけれど完全に上の空。会話というかコミュニケーションが取れない。その状態で、僕はジェーンと婚約までこぎつけて、次に結婚しようってがんばってるんだ」
ジェーン「ごめんなさい」
アレン「どのくらい言葉を交わすって、えぇっと、どのくらいかなぁ。ジェーン、特に休みが無いし。仕事が趣味みたいな感じだから。僕のほうが話し掛けて、僕のほうが予定を入れて、僕のほうが会いに行って……と、こんな具合だし。僕はジェーンよりも他の人としゃべること多いけれど、ジェーンは多分僕としゃべるのが一番多いんじゃないかな。研究以外の話題で、となると」
ジェーン「その通りよ」
15.その人との定番のやり取りがあれば、どうぞ。
アレン「「聞いてる?」って僕はよく聞くね」
ジェーン「そうね。私も「わかる?」って聞くこと多いけれど。研究内容についてはいくら話してもわかってくれないのよね」
16.その人を何かに例えるなら、どんなもの?
17.自分がその人に例えられるならば、どんなものになりそう?
アレン「蛇とか亀とか。爬虫類系? コミュニケーション取れない。ジェーンは?」
ジェーン「例える……難しいわね……アレンはアレンでしかないわけだし」
アレン「研究に関することに例えられるかと思った」
ジェーン「それより「冬の精みたいだね」ってよく言うけれど、どういう意味なの? 冬の精って何?」
18.あなたが知っている、その人の好きなもの・人は?
アレン「タマゴサンドと紅茶が気に入ってるみたいだね。よく食べてるし。他のものを食べさせるようにはしてるけど、食事はどうでも良いっぽい。何を食べてるのかわかってないときあるし。好きなのは僕。うぬぼれじゃなくて、どう考えても僕以外の人間とはコミュニケーションとれてないし」
ジェーン「好きなものはわからないわ。好きな人は私でしょうね。私の顔見るたびに「好きだよ」って言われるし」
19.あなたが知っている、その人の苦手なもの・人は?
アレン「暗所と閉所恐怖症。人はどうでもいいみたい。だから好きな人もいなけりゃ、嫌いな人もいない」
ジェーン「わからないわ。交友関係知らないから」
20.あなただけが知っているその人のヒミツは?
アレン「まじめな顔してタイミング良く頷いてくれるときは話を聞いてない。ぼーっと一点を見てるときは、眼を開けたまま寝てる。面倒臭そうだったり、そわそわしてるときは話を聞いてる」
ジェーン「知らない。秘密があるの?」
21.その人だけが知っているあなたのヒミツは?
アレン「興味もたれてないんだよね、基本的に。困ったことに。でも、他の人間は空気程度の認識だから……その分、僕は特別みたいだけれど。僕とした約束とか、話したこととかちょっとは覚えてくれてるし」
ジェーン「悪いと思ってるわ」
アレン「僕の秘密は?」
ジェーン「わからないわ」
22.その人に言われた・されたことで、一番嬉しかったことは?
アレン「ジェーンにされたことは何でも嬉しいよ。気にかけてくれているってわかる瞬間だし」
ジェーン「答えられないわ。思い出して嬉しくなってくるから、一番が決められないの」
23.その人に言われたことで、自分は勘違いされているなあ、と感じた言葉は?
アレン「無い。基本的に何も言われない。気にされてない。哀しいことに。一方的だなぁと思うことはあるけれど、「任せるわ」って言われること多いから、嫌がっては無い……はず」
ジェーン「無いわ」
24.その人が誕生日だ!! さて、何をあげますか?
25.自分が誕生日だ!! その人からもらいたい物はありますか?
アレン「アクセサリーとか洋服とか。あまりファッションを気にしないからね、ジェーン。普段から白衣で出歩いたりしてるし」
ジェーン「プレゼントは自分が貰って嬉しいものが良いって聞いたから、以前、私がすごく欲しかった最新式の分析器を送ったのだけれど喜ばれなかったわ」
アレン「ずいぶん熱心に説明してくれたけれど日常での使い道がまったくわからなかったんだよ。それに、あれ、相当高いものだっただろ?」
ジェーン「えぇ。当時最新式のものだったし。今は私が使ってるわ」
アレン「それは良かった」
ジェーン「自分が貰って嬉しいものが良いって、いらないって言われた時に自分で使えるからなのね」
アレン「……違うんだけれど」
ジェーン「その一件以来、プレゼントは贈ってないの。断られるから」
アレン「君からは何も貰えないよ。僕も、君が欲しがるものをあげられないし」
ジェーン「そうね。研究に必要な機材、材料。資料、レポートはアレンじゃなくても無理よね」
26.ぶっちゃけその人のこと、好きでしょ。
アレン「愛してるよ。だから婚約してるんだし」
ジェーン「私も愛してるわ」
27.ああ、そうなんですか。では、その人が仲間で良かったなあ、と思う瞬間は?
アレン「ジェーンが存在していること。だから、瞬間ではなくずっと」
ジェーン「仲間というか、婚約者だし。私の顔見て嬉しそうに微笑んでくれてる時は私も嬉しいわ」
28.では、コイツ仲間からはずしてやろうか、と思った瞬間はありますか?
アレン「ない」
ジェーン「うるさく小言を言ってくるとき」
29.実際、その人と離れたことはありますか? その時、どう思いました?(無いなら、ご想像で)
アレン「必ず会いに行く、と強く決意した。ジェーンは絶対待ってる」
ジェーン「今がその時。どうしてだか、会えないの。私の都合でずいぶん長い間会わなかったりしたこともあるけれど、会わないのと会えないのではまた意味合いが違うのね」
30.二人きりで余暇を過ごすなら、どんなことをしそうですか?
アレン「ジェーンがずっと現在の研究テーマについて論じてるか、次回の研究テーマについて論じてるか、前の研究テーマについて論じてるか……僕は理解できないけどそれを聞いてる。で、適当なところで結婚の話とか持ち出すんだよ。タイミングを計ってるわけだ。一日休みとかありえないしね。ジェーンは研究が命みたいなとこあるから」
ジェーン「アレンに小言を言われながら食事して、一緒に買い物して、一緒に私の部屋の掃除をして〜っていつも通りね」
31.二人で強敵(魔物・組織問わず)を相手にするなら、どんな戦いになりそうですか?
アレン「ジェーンを背後に守りながら僕が戦う」
ジェーン「私は闘うために必要な兵器でも機械でも作るために研究所にこもるわよ!」
32.本人は気付いてないけれど、あなたが密かに気付いているその人の癖は?
アレン「さっきと同じ答えだけど、まじめな顔してタイミング良く頷いてくれるときは話を聞いてない。ぼーっと一点を見てるときは、眼を開けたまま寝てる。面倒臭そうだったり、そわそわしてるときは話を聞いてる」
ジェーン「私の顔をじーっと見てる」
33.その人と自分が似ているな、と思うところは?
アレン「家族がないところ、くらいかな」
ジェーン「他には無いわね」
34.では、その人のここが心底理解できない、と思うところは?
アレン「研究に命を掛けてるところ」
ジェーン「そりゃたくさんあるわよ。研究に興味を示さないところとか、細かいところばかり気をくばるところとか」
35.その人の子ども時代は、どんなだったでしょう?
アレン「どんなと言われても。学園に入ってきてからならば今と変わらずマイペースだよ」
ジェーン「知らないわ」
36.その人の結婚相手・結婚生活はどんな様子でしょう?
アレン「結婚相手は僕。結婚生活は僕の努力次第だけど、ま、普通の生活で無いことは確か」
ジェーン「結婚相手は私ね。結婚生活は……私は研究所で暮らしてるからどうするんだろう? 研究のためにはこの生活が一番良いんだけれど」
37.その人の老後はどんな様子でしょう?
アレン「今のままだろうね」
ジェーン「わからないわ」
38.その人の手料理を食べたことはありますか?(無いなら、ご想像で)
アレン「なし。料理が自分で作れるものだって認識自体ないと思う」
ジェーン「食べたと思うけど……何食べたかしら? 時々作ってくれるのよ」
39.その人の歌を聞いたことはありますか?(無いなら、ご想像で)
アレン「なし。歌に興味ないっぽい」
ジェーン「穏やかで優しい声。普通に話す声そのままに歌うわね。上手いか下手かはわからないわ。比較対象が無いから」
40.その人の寝言をたまたま聞いちゃった!! どんな事を喋ってた?
アレン「悲鳴。もっと安らかに眠って欲しいんだけれど」
ジェーン「私の名前を言ったり、カイの名前を言ったり、ルカとか、いろいろ名前を言ってるけれど……何の夢をみてるのかしら?」
41.その人に着せてみたい服はありますか?
アレン「結婚前だしウェディングドレスだね」
ジェーン「ないわ。そういえば、アレンはいつも違う服着てるわね」
42.その人にどうしてもやめてほしい事はありますか?
アレン「適当に「任せたわ」って言うこと。ジェーンが決めなきゃならないことも全部こっちが決めてるからね。文句も言われないけど……なんだか、ねぇ」
ジェーン「小言。食事や睡眠時間を削っても価値のあるものなの。研究は。そこを理解して欲しいわね」
43.これだったら絶対相手に勝てる、と思うものを1つどうぞ。
アレン「一つ以上あるけれど、最大はコミュニケーション能力」
ジェーン「研究」
44.その人とあなたの体が入れ替わっちゃった!! その時あなたは、何をする?
45.では、その時その人はあなたの体で何をしてそう?
アレン「掃除。絶対掃除。あの部屋は人としてどうかと思う。たまに手伝って簡単に片付けをするけれど、次に行くときにはすでに目も当てられない状態になってるし。別に体が入れ替わらなくても出来ることだけれど、ジェーンが積極的に掃除している絵ってのを見てみたいんだよ。僕は」
ジェーン「私は研究ね。アレンの体ならば踏み台いらないだろうし、高いところの物を取ったりするのに便利そうよね」
アレン「だろうね。入れ替わってても気にせず研究してそうだよね。いつも通りに」
46.これから、どんな関係になればいいな、と思いますか?
アレン「普通にコミュニケーション取れれば嬉しいのだけれど。無理な話だし」
ジェーン「どんなって、結婚するのよ私達」
47.では、その人にメッセージをどうぞ。
48.あら、その人から返事が返ってきましたよ。内容は……。
アレン「たまには休んだら?」
ジェーン「一段落したら。そのうちね」
アレン「これからもよろしくお願いします、かな」
ジェーン「わかってるわ」
49.作者さんに何でも一言どうぞ。
アレン「もうちょっと僕らの話を書いて欲しいとこだけどね」
ジェーン「科学的な部分の面についてもうちょっと具体的に書かれた方が面白いと思うのだけれど。私の研究内容とか、テーマとか」
50.それでは、最後に読者さんに何でも一言どうぞ。
アレン「ジェーンが幸せになるよう祈ってあげて」
ジェーン「アレンはどこにいるの?」
質問は「隣のあの人について50の質問」からお借りしました。
2009/02/10更新
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