森

主要キャラには2枚、その他のキャラには1枚づつ短冊を渡し、願い事を書いてもらいました。

 「困難を乗り越える強さが身につきますように」 カイ
 「大幅に値引きしてもらえますように」 カイ
サラ「支払が苦しいんですか?」
カイ「君の食欲のおかげで」
 「リストラされませんように」 サラ
 「信用している人が裏切りませんように」 サラ
カイ「あてつけのような文章だな」
サラ「何を書いて良いのかわからなかったもので、思いついたことを書いてみました」
 「子供の頃の無邪気さを取り戻せますように」 アレン
 「みんな甘えさせてくれますように」 アレン
ジェーン「どういう意味?」
アレン「ちょっとね、疲れてるんだよ」
 「事故にあいませんように」 ジェーン
 「不気味な事が起こりませんように」 ジェーン
アレン「……暗示?」
ジェーン「研究室ってね、いろいろあるのよ」
アレン「何だか怖いよ、ジェーン」
 「華やかさが身につきますように」 アジル
 「汚名返上できますように」 アジル
フェレス「華やかさなんて身につける必要があるの?」
アジル「フィフィス人の中にいると、どれほど埋没しているか……」
フェレス「汚名返上って?」
アジル「あなたと違って、私、母の星では老人ですもの。長い人生、いろいろあったの」
 「美味しいものをたくさん食べる事ができますように」 フェレス
 「心が安定しますように」 フェレス
アジル「若いわね」
フェレス「アジルが一緒にいてくれれば、安定するんだけど」
アジル「……」
 「今日より明日が幸せでありますように」  ラムダ
 「家族みんな健康でいられますように」 ラムダ
ルカ「家族って、そこには僕も入っているの?」
ラムダ「ええ」
 「あの成功率が上がりますように」 ルカ
 「良い雰囲気を作る事ができるようになりますように」 ルカ
ラムダ「あのってどの? 良い雰囲気って何? 私達パートナーだから、一緒にいられるだけで幸せ――よね?」
ルカ「それはそうなんだけど、ね」
 「背が伸びますように」 ウィル
 「あの事がばれませんように」 ウィル
クリスティーン「あの事ってなにかしら、ウィル?」
ウィル「別にたいしたことじゃないんだ。ただちょっと――」
セバスチャン「坊ちゃま、私の存じ上げない商店から請求書が送られてきたのですが。……街中で靴をお求めになられたのですか?」
 「何か良い感じになりますように」 クリスティーン
 「理想の自分になれますように」 クリスティーン
ウィル「君はいつでも前向きだよね」
クリスティーン「それが私のとりえだもの」
 「真面目に生きている人が報われる世の中になりますように」 ローラ
ヒラリー「物凄く共感します」
 「努力が報われますように」  ヒラリー
ローラ「そうね、そうならなきゃおかしいわよね」
 「上手く逃げ切れますように」 デイジー
ビビアン「何のことや? アタシから逃げられるとでも?」
 「やる気が出てきますように」 ビビアン
デイジー「アハハ、今さら気にしてんの?」
 「恥ずかしくない生き方ができますように」 レイチェル
エミリア「良い娘に育ってくれたわ」
 「我慢しなくてもすむようになれますように」 バーニー
エミリア「我慢? 何か私に対して我慢してる事があるってことかしら?」
バーニー「ななななないよ。何もあるわけないじゃないか」
エミリア「へえ」
 「取り返しのつかないことになりませんように」
 エミリア
バーニー「なってるよ」
ローラ「短冊に願いとして書くことじゃ……」
 「オシャレになれますように」 ソフィア
ローラ「姉さん、それで森を出たの?」
 「逞しく生きていけますように」 メイシェル
 「みんなが優しくしてくれますように」  セグウェイ
 「アイツをモノにできますように」  ノイ
 「不細工がもてはやされる時代が到来しますように」  オールト
 「ストーカーと間違われませんように」  マカフィ
アジル「フィフィス人に変な文章教えたの誰なの? 彼ら、意味を理解して短冊に書いているとは思えないんだけれど」
ルカ「さあ……」
ラムダ「ルカ、何で楽しそうなの?」
マカフィ「私の書いた短冊は『世界が平和になりますように』って文章になっているよね?」
サシリア「……初めてにしては上手く書けてますね……」」
 「みんなが笑顔になりますように」  ミランダ
 「元の平和を取り戻せますように」  サリシア
ルカ・ネメシス「二人とも差し替えられたのかしら?」
 「蚊に刺されませんように」 ルカ・ネメシス
サシリア「部屋の中、たまには掃除したほうがいいですよ」
 「捨てられませんように」 リア
ジェーン「誰に?」
サラ「……さあ」
カイ「誰にだろうね」
 「あの人の役に立てますように」 ロバート
 「相変わらず綺麗だと言われますように」  オリーシア
ロバート「オリーシア、君は若く、その……うん。綺麗だよ」
オリーシア「……ありがとうございます……」
 「挫折のない人生が送れますように」 マルチナ
カイ「これって、僕は君の人生の壁だったって事かな?」
マルチナ「んー……当たらずとも遠からずってとこよね」

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