森

登場人物

カイ・グラント
1962年生まれ。帝国の位の高い軍人。黒髪、黒い瞳、小柄、童顔。策略家で、自己完結型。学園時代は真面目で、無口な人間嫌いの変わり者。軍に入ってからはおちゃらけた変わり者へ変貌。肉より魚。定食好き。下戸。
サラ・ワイテット
1977年生まれ。カイの部下。黒髪、黒い瞳。背は高め。長い髪をいつもは編みこんでいる。すべてに対し客観的な態度をとる。幼い頃両親を火事によって亡くし、10歳のとき村が消滅。12歳で学園入園。17歳で卒業。以後、カイの部下として働く。カイに対して突っかかることが多い。好物はスパゲティ。うわばみ。
リア・ワイテット
1968年生まれ。サラの姉。黒髪、黒い瞳。両親が死ぬ原因となった妹の存在を認めることが出来ず、辛くあたる。
アレン・ウィザード
1959年生まれ。学園時代のカイの友人であり、ジェーンの婚約者。長めの金髪、碧眼。黒いコート。誰とでもすぐに打ち解けるが、特に仲がいいのはジェーンとカイ。誰にもいえない秘密を持つ。「魔女の世界」ではなく「人間の世界」で育つ。幼い頃、村ごと全てが消滅。唯一の生き残りだった彼は孤児院に引き取られ、育てられる。18歳で学園に入園。22歳で卒園。研究所勤め。
ジェーン・ジニス
1964年生まれ。天才科学者。冬の澄んだ空色の瞳と、細い銀髪、白い肌。父母は不明。優秀な遺伝子交配の実験にて生まれたとも。幼い頃からその天才ぶりを発揮し、10歳の時トップ成績で入園。17歳で卒園、アレンとは別の研究所に迎え入れられる。人間嫌いだが、カイは別。卵サンドが好物。
ギルド・フォール 
「美しいあの人」に運命的な恋をしてしまったがために、魂は地獄へと落ちることに。愛しい人に振り向いてもらうことはできず、ただただ、永遠とも思われる孤独を生きる。ルカを拾ったことで救われたかに思われたが、生に執着。悪魔へ転身。
ルカ
黒髪、黒い瞳。男性。赤子の頃にギルド・フォールに拾われ育てられる。「あの人(アジル)」と放浪の旅へ。100年ほどして、ギルド・フォールのもとに戻り、その後消滅。
ルカ・ネメシス
不老不死の魔法をギルド・フォールと共に開発。
ロバート・グラント
1890年生まれ。カイの祖父。ウィルの父。36歳のときにめとった妻(当時19歳)が3年後、一人息子を産んでまもなく死亡。78歳の時、孫に会う。数年して、息子は他界。かくしゃくたる態度で、いまだにグラント家を仕切っている
クリスティーン・シュワルツ (本名・ルチア・ネメシス)
1941年生まれ。ルカ・ネメシスの子孫。カイの母。流浪の歌手。魔女。黒髪、黒目の東洋的な美人。運命に導かれるようにウィルと出会う。魔女として彼の研究に協力していたが、そのために仲間が迫害にあっていることを知り行方をくらます。女手一つで息子を育て、流行り病で死亡。

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※イラストは「かおグラMAKER」(CompulsoryHeroさま)を利用して作成しています。

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