あらすじ
物語の流れ
キャラクターについて
あらすじ
本編1「彼女の思惑」
世界に名だたる科学者、イプシロンはこの時を待っていた。牢獄のような研究所の建物から誰もいなくなるとき、その時を見計らい装置を作動させる。これで、この世界から去ることができる――
ラムダは目覚め、驚いた。研究所の建物は別の世界にあった。先に気がついていたイプシロンは既にこの世界の人々と交流を持ち、どうやら戦争にも加担し始めている様子。それを止めようと動き始める。
本編2「王国の終わり」
帝国は大陸の国々を取り込み、急成長している。古い王国は難を逃れてきていたが、着実に攻撃の手は伸びてきていた。そんなある日、事件が起こる。何者かの手によって王国の城が半壊した。
現場で倒れていたのは黒髪の少年と、帝国の姫に似た少年。彼らの素性は? それを好機と押し寄せる帝国兵――。
本編3&4「帝国崩壊」
帝国の手から逃げ延びていた王国の姫、マリンは両親の復讐と帝国への逆襲に燃えていた。友人のルカ、ソウ共に家出をし、帝国に向かう。到着した先で待っていたのは帝国の姫アリシアと、ルカの兄と名乗る男だった。
レジスタンスに入ったマリン。そこには帝国の姫・ミルクがいた。現在、ミルク姫として活動しているのは偽者で、本当の敵はアリシアだと知る。
番外1「リア」 王国のリア姫、求婚物語
番外2「彼女の秘密」 異界の樹の侵略。ファミリアの活躍
番外3「彼女の幸福」 異界へ落ちたミドリは……
△上
物語の流れ
361年 |
番外1「リア」 |
376年 |
本編1「彼女の思惑」 |
380年 |
381年 |
本編2「王国の終わり」 |
386年 |
番外2「彼女の秘密」 |
389年 |
本編3&4「帝国崩壊」 |
△上
キャラクターについて(ネタバレ等多分に含みます
- ラムダ・ミュートリア
- 何を考えているのかよく分からないキャラ。苦労や不幸を背負い込むのが好きなんじゃないかってくらい、事件の中心に巻き込まれていく。
報われない不幸キャラ。カイとルカとほのぼの暮らすことが出来れば良かったのに…と思う。
- イプシロン・ピサロ
- 冷たい人って感じだったが、書いているうちに天然さんへ。カイとルカを作り出したのも、ある意味ラムダへの愛情からだと思われる。
裏設定では、実は森の中の魔法使い。たいして魔力も無く、魔法も使えずで、幼い頃に異界に迷い込んでしまった人だったりする。悪意のない悪役。
- カイ
- 最初はルカのお守として登場していたはずが、書き直してゆくうち、ラムダのストーカーに変貌。彼がいないほうがラムダはもっと幸福に過ごせていたかも。
というか、一番不幸なのは彼だったり。。。ごめんよ、とは思うものの他のラストが思いつかない。彼が一番設定通りに動いてくれてた。
- ルカ
- この物語全体の中で、一番重要キャラだったはずなのに……。寝てるだけ。
本来ならラストで死ぬ予定だったけど、シータ&セスが登場した為、変更になった。
- アリシア & アリシア・フィリス・キア・グラント
- 根っからの悪役として登場したはずなのに、結局、私の好きな哀しい過去のある悪役キャラに。
彼女はがんばって活躍してくれた。本当はめちゃくちゃ優しくて良い、かわいいプリンセスなんだろうけれど。
- カッパ
- かわいい系だが、物語に必要なかった。ラムダと仲が良いのだけれど、そんなシーンはほとんどなかったね。
- シータ・トラベルタ
- 真面目不幸を背負ったような薄幸キャラ。復活するとは私も思わなかった。復活後の性格にも驚いた。エルに対しての態度もビックリ。
- ルルー・オメガ
- 見た目は若いおばあさま。重いものをしょいこんでいても、歳をとれば開き直るのかも。よくしゃべる印象。老女じみた仕草をする30歳くらいの姿の方が見慣れているので、老女のイメージが無い人。
シータが精神的に弱い部分があるので、なかなか魔王を譲る決意が出来ず、ずるずる……。ファミリアだと、セスの二の舞しそうで譲る気なんてなかったけれど、他に人もいなかった。
- ロイズ・オメガ
- ルルー・オメガの兄。いつまでも元気なおじいさま。名前はなくともかなり昔から存在していたキャラ。妹にはかなり毒舌&けんか腰。仲が良いのか悪いのか。しれっとしたご老人キャラ好き。
- エル・オメガ
- 当初は居なかった人。魔法使いをかどわかしてた少年って設定は最初からあったんだけれど、エルがその役をとっちゃったんだよ。シータに嫌われてるけど、彼がいなけりゃ復活できなかったのだから重要人物。シータに言わせればウザイ。ファミリアに言わせれば行動力ある馬鹿。
- アオイ
- 裏表を完璧に使い分かてる人。本当はかわいいお嬢さんだと信じたい
- ミドリ
- 真面目な苦労人。姉命。自分の幸せより、使命(アオイの幸福)を重要視する
- ユウキ・キヤマ & ソラ・キハラ
- 活躍が足りなさすぎた。ファミリアが登場してしまうと、すべてが壊れる。どうしようもない。
- トオル・キヤマ & ミナミ・キヤマ
- ミナミさんは何考えてるのかつかめない。今となっては小説家設定とか必要なかった
トオルは雑事に忙しい。ミナミさんに振り回されて苦労してる。
- タツミ & ツルギ & ヒドリ
- お気楽3人娘。どこからともなくハリセンがうなる
かしましいイメージ。いたらうるさい。いなくても近くにいるような気がする。消えてしまったけど、消えたようには感じないキャラたち。
- セス・コバルト
- もっと怖くて悪い人って設定だったんだが……時間は人を変えた
当初の設定では、最初にルカが目覚めた時、別のキャラ達が近くにいたんだが、その後のイベント書いてると枚数多くなるし、面倒なので削った。設定にはいなかったキャラなので、書いてて驚いた。いないと話がまとまらなかったけど。。。
- ラピス・ラズリ
- ラムダさんに似た人な気がする。
- ミルク・グラント & ライト・ブラッドリー & ライキ・マクスウェル
- ライキはもっと活躍する予定だったのに、イマイチだったなぁ。前に出る性格の人じゃないから仕方ないのかもしれないけど。
ライトは当初、ライキと双子設定だったので似たような名前。あまり活躍しないけど、基本性格はミルクと一緒。
ミルクはお転婆なお姫様キャラ。最初はもっとわがままな設定だったけど、アリシアと対立する立場なので知的な感じに。
おかあさん気質のライキを巡って、よく喧嘩を繰り広げる駄々っ子な双子という構図。
- アルネ
- 特にいても居なくても良いような人になってしまった。地下組織の頭なので見えないところで活躍してるはず。
- ニュート & プサイ
- もうちょっと物語に積極的に絡んでくれれば良かったんだが、思考回路が「樹」なので仕方ない。
- エリア
- 長いものには巻かれるタイプ。その性格ゆえ、活躍の場がなかった
- クリフ・レイモンド & レティシア・マクスウェル & アレン・マクスウェル
- この三人の話を書いても面白そうと思いつつも、何も思い浮かばず。
レティシアさんは病弱ながらも思い込んだら積極的な人。クリフは妹に夢見すぎな人。そして、アレンはこの兄妹に振り回されてる。
- リア・カリエ=ボルト & メルク・モンタナ
- この夫婦、もっと活躍するだろうとおもっていたけど、イマイチ。
メルクは動かないのはわかっていたが、リアの活躍がなぁ。身体を動かす場面がないから仕方ない。かなり強い人なんだけど。
- マリネ・モンタナ
- 活躍の場はないけど、重要な人
- リリス・ブライル・モンタナ
- もうちょっと活躍してくれれば良かったんだけど。かなり武道家として強い人なんだ。
- マリン・カリエ=ボルト
- 当初はリアに似たおてんばだったが、アンの見せ場の為に存在しているようなキャラになってしまった。元お姫様のかけらもない子になっちゃったなぁ。。。当初の予定だと全く活躍する予定の無い子だったんだけど。
- アン・モンタナ
- 思ってもみず目立ってしまった人。本気でただただ地味な人なんだが。
- イルクシ
- 当初は貴族の息子で、変ななまりがあるものの優秀な軍師で、マリンの婚約者的な立場の人だったのに、書き進めるうちずいぶんキャラクターが変ってしまった。アンが目だってたし、マリンが完全に子供してたからなあ。
- フランク・モンタナ
- 15歳年下の主人に手を出すってどうよ……とか思うが、ヘレンさんには他に味方もいなかったわけだしね
- ファミリア・ランブロー
- 個性が強く、攻撃力が強く、頭の回転が速く、状況判断力がありすぎて事態を楽しんだりする、非常に使いにくい最強キャラ。この後、魔法に失敗して自分で自分を20センチほどの黄金色の魔法水晶(ジェミニの宝玉)の中に閉じ込めてしまう。で、ずいぶん後の世。復活させてくれた冒険者と一緒に冒険したり…
赤毛と書きつつ、実際は派手なオレンジの髪。
- ソウ・イヌビエ & レンゲ
- ソウは最初からライキの夫になる設定だった。ライキは双子に関わってると幸せになれなさそうだからね。双子の邪魔をするためだけにいるようなキャラだが、存在感が薄い。
レンゲさんは、当初、戦力として登場させるはずだった。が、ファミリア以上に、扱うのが難しい性格の人なので断念。イルクシと結婚したのには書いてて驚いた。当初はガーベラという名前だったが、私が忘れて、後で適当に名前をつけなおした。
△上
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